ハンドドライヤーの修理の仕方
 ハンドドライヤーは落としたりしてよく壊れるけど、メーカーに修理に出す前に
 がんばって自力で分解して直してみよう。
 今回は、よく断線する本体側付け根の電源コードの配線修理だ。
作業工程 解説
某有名メーカー”テ○○ム”の製品がテーマじゃ。
比較的初期型のモノで、1200Wノーマル仕様となっておる。
後続機に、遠赤タイプやターボタイプのモノも出ているが、クールショットボタンやその他の構造もよく似ているので参考にしよう。

まずフードを取って、ダクトカバーを外そう。

ありゃ!無いぞ、そ~だった割れたんで捨てちゃったんだった。本当は筒内の金属スリットに小さなネジで止めてあるダクトカバーがあるのだ。

また今度報告するということで、ちゃい!

次にグリップ部分の2本のネジを外すのじゃ。

このタイプはファン部分の後頭部にネジが無いので、これでもう開けることができるゾ。

こういう感じでジワッと引き上げる。

上層部はスリットになっていて、しっかりくい込んでいるんで、ここからは「えいやっ!」と引き離すのじゃ。バキッと音がするけど、あんまり気にしないように…時々溝が割れたりするけどその場合はテープなど張って風漏れを防ぐとよいゾ。コツはあるんだけど後で語ろう。

これがAC電源の内部ターミナルじゃ。

ドライヤーを振り回しても、簡単に線がすっぽ抜けないように、フレーム内の突起にS字に絡ませてあるのがわかるかな?

では電源供給側のネジを緩めるゾ。

片方だけではなく、2本のネジを少~しづつ接点の圧が解放されるまでじゃ。

これで抜けるかな?

内部の他の配線に負担がかからんよ~に慎重にな!

ほら抜けた!OKじゃな。

ターミナルのパーツが溶けているっ!

使用中にグリップが熱くなった事はないかな?
接点コード心線がゆるんで完全接触していなかったり、錆びてたりすると、抵抗が掛かり温度上昇でこんなんなったりする。
これはもうだめじゃな、撤去するゾ。
4本のネジをすべて最後まで緩め本体配線側の接点プレートを抜き出すのじゃ。

こういうパーツは、ポンバシに行けば手に入るゾ。

売りモンは長もので、必要な接点数の所で切って使えばよいのじゃ。(…数10円の投資で済むゾ)

接点ターミナル内の接触不良でなければ、まずここが怪しいゾ。

本体から電源コードをはずし断線箇所を調べる。
中でこげ切れている場合は、グニグニと動かしてみるとよくわかるのじゃ。
 

だいたいのアタリを決めて、ニッパーで切断してみる。 切り口をよく見て、劣化部分が取れていなければ、もう一度切断するとよいゾ。
カッターナイフなどで、2列に裁断するゾ。
被服が二重のものは、きれいに剥いておく事。
ワイヤーストリッパーで心線の被服を剥ぐ。
(本体仕様にもよるが約1cm程度)。
剥ぎすぎたり、心線を削ったりするとショートする事が
あるので注意するのじゃ。
心線をきれいにまとめて、収まっていた元のコネクタに差し込み、ねじ止めするゾ。
心線のバラつきでヒゲがはみ出していたら危険なので
充分に確認を…。

コードを取り回して、元通りに納めるのじゃ。
引っ張っても簡単に抜けないようにしっかりと…だゾ。

コードに通してあったフック掛けも忘れず収納!パーツが2ピースになってる場合もあるからな。

では組み立てよう。…モナカじゃねこれは!

このようにまず、ACコードの端末部分から合わせてグリップ部分をきちっとはめる。
ここはスイッチ類やらの配線コネクションがごちゃごちゃしてるから、ちゃんとどれも可動するように慎重にな。

とにかく先にグリップ部分の2本のネジを締めるゾ。

他の箇所は、後からでもどうにかなるもんじゃ。

スリット部分の凹凸をうまく合わせてはめ込むのじゃ。

所々にノッチがあるので、コツとしては片方のフレームをパチンと音がするまで押し込んでゆく事じゃな。
筒開口部の正面から見てヒーターユニットの十字板が回転してゆがんでいるときれいに入らないゾ。

最後に筒先端のダクトカバーと収束フードを取り付ければ完成じゃ。

他のコーナーでメンテナンスの事も言うておるので、そちらも参考にすると良いゾ。